経理の委託費用っていくら?仕訳数・業務量別の相場と選び方ガイド
- 恵 菅原
- 6月25日
- 読了時間: 7分

1. 経理を外注したい。でも、相場がわからない…
経理業務を外部に委託する──。
ここ数年で、企業のこうした動きが加速しています。
背景にあるのは、経理担当者の退職や採用難、人件費の高騰、業務の属人化など、避けられない経営課題。
「そろそろ、外注という選択肢もアリかもしれない」
そう考えはじめた経営者や管理部門の方も多いのではないでしょうか。
ただ、気になるのがやはりコストですよね。
委託すると、どれくらいの費用がかかるのか?
「記帳だけ」や「給与計算込み」など、どこまで依頼できるのか?
安すぎる業者にお願いして、逆に手間が増える…そんなことはないのか?
本記事では、そういった疑問を持つ方に向けて、
経理委託の一般的な相場感と、費用が変動する要因、委託先を選ぶ際の注意点などを、わかりやすく解説していきます。
「まずは費用感だけ知りたい」という方にも、参考になる内容です。導入を検討するきっかけに、ぜひお役立てください。
2. 経理委託の費用相場は?月額の目安を一覧で紹介
経理業務の委託費用は、業務の範囲や作業量(主に仕訳数)によって大きく異なります。
まずは、よく依頼される業務内容ごとの月額費用の目安をご紹介します。
業務内容 | 月額の相場目安 |
記帳代行(仕訳数50~100件) | 1万~2万円前後 |
記帳+給与計算(社員5人程度) | 2万~4万円前後 |
記帳+支払管理+請求書発行など | 4万~7万円以上 |
経理全般まるごとアウトソーシング | 5万~10万円以上(規模により) |
あくまで目安ではありますが、
「経理担当者を採用して毎月20〜30万円の人件費をかける」といったケースと比べると、コストを抑えながらプロに任せられる選択肢であることが分かります。
【ポイント】経理代行では“必要な範囲だけ”依頼できる
すべての業務を任せる必要はありません。
たとえば、
記帳だけは頼みたい
給与計算だけアウトソースしたい
経理担当者が辞めたあとのつなぎをお願いしたい
といった形で、スポット的に・部分的に依頼できる点も、経理代行の特長です。
「とりあえず、どれくらいかかるのか知りたい」
そんな段階でもOKです。次章では、費用に影響するポイントについて詳しく見ていきましょう。
3. 費用が決まるポイントはここ!
経理業務の委託費用は、「〇〇なら一律〇円」といった単純な仕組みではありません。
依頼する企業の規模や業務のボリュームによって、料金は変動します。
ここでは、費用に大きく影響する3つの主要ポイントをご紹介します。
① 仕訳数・取引件数
最も基本的な指標が仕訳の数(取引件数)です。
通帳の記帳件数
クレジットカードの利用明細
現金出納帳の記録
売上・仕入データの処理件数 など
これらの件数が増えるほど、入力・照合の作業が増えるため、費用も上がっていきます。
目安としては、「仕訳100件以内」「200件以上」などで段階的に料金が設定されることが多いです。
② 業務範囲の広さ
次に大きく関わるのが、どこまでの業務を依頼するかです。
例えば…
項目 | 費用に与える影響 |
記帳のみ | 比較的低コスト |
記帳+給与計算 | 中程度のコスト |
経理全般(請求書・支払い管理・年末調整など) | 高めのコスト |
業務が複雑になるほど、委託先の対応工数やチェック体制も増えるため、料金に反映されます。
③ オプションや追加業務の有無
日々の業務以外に、以下のような業務を加える場合、追加費用が発生するケースがあります。
年末調整、法定調書の作成
償却資産申告
支払予定表の作成
振込代行
月次レポートの作成 など
「最低限のコストで済ませたい」という場合は、本当に必要な業務だけを明確にすることも大切です。
これら3つの要因を踏まえて、
「自社の場合はいくらくらいになりそうか?」を一度相談してみるのがおすすめです。
次章では、委託先選びでよくある失敗と、その防ぎ方について解説します。
4. 安ければOK?経理委託でありがちな失敗とは
経理を外注する際、つい気になってしまうのが**“価格の安さ”**です。
確かに、費用を抑えられるに越したことはありません。
ですが、「料金だけ」で業者を決めてしまうと、思わぬ落とし穴があることも。
ここでは、実際によくある失敗例をご紹介します。
❌ よくある失敗①:記帳だけ頼んだつもりが、逆に手間が増えた
「記帳代行、月1,000円〜」のような格安サービスを選んだ結果、
「Excelで仕訳データを入力してから送ってください」と指示が…。
入力ルールや形式に細かい指定があり、結局、社内での作業時間が増えてしまったケースです。
❌ よくある失敗②:質問してもレスが遅い・担当者が毎回変わる
外注先に不明点を確認しようとしても、
「メール返信まで3日以上」「担当者が頻繁に変わっていて話が通じない」
──こんな状況では、かえってストレスに。
経理業務はスピードと正確性が求められる分、対応力も非常に重要です。
❌ よくある失敗③:オプション料金が不透明だった
初期見積もりは安かったものの、
いざ年末調整や支払予定表の作成を依頼したところ、追加料金が次々と発生。
「結局、最初に想定していた金額の倍近くかかった」という話も少なくありません。
✅ 信頼できる委託先の共通点とは?
料金体系が明朗で、業務範囲が明確
必要に応じて柔軟に対応してくれる
相談しやすく、担当者の質が安定している
こういった特徴を持つ代行サービスであれば、外注後も安心して任せることができます。
次章では、harbors経理代行ステーションがどういった点で選ばれているのかをご紹介します。
5. harbors経理代行なら、“ちょうどいい”が見つかります
「高すぎず、でも安かろう悪かろうでは困る」「必要なところだけ、プロに任せたい」──そんな中小企業のニーズに応えるのが、harbors経理代行ステーションです。
🧾 料金は“明朗”で“柔軟”
harborsでは、仕訳数や業務内容に応じた料金体系をご用意しています。
記帳だけお願いしたい
給与計算も含めて任せたい
社員数が増えてきたので、月次で支払い管理まで見てほしい
こうしたご相談に対して、必要な範囲をヒアリングし、過不足のないプランをご提案します。
👥 担当者は全員、実務経験者。話が早くて安心
対応するのは、経理実務の現場を経験してきたスタッフ。
現場目線で話が通じやすく、「こんなこと聞いていいのかな?」ということも相談しやすいのが特長です。
また、税理士との連携も可能なので、
「顧問税理士とどう棲み分けすればいい?」といったご相談にも対応しています。
🌿 無料相談で、「自社の場合の費用感」を確認できます
「結局、うちだといくらになるの?」
「今の経理担当が辞めるんだけど、いつからお願いできる?」
そんな疑問にも、無料でお答えしています。
見積もりや強引な営業は一切ありませんので、まずはお気軽にご相談ください。
6. よくある質問(FAQ)
Q1. うちのような小さな会社でもお願いできますか?
はい、1人会社・フリーランス〜社員20名程度の中小企業まで、幅広く対応しています。
必要な業務だけをおまかせいただけるので、事業規模に関係なくご相談いただけます。
Q2. 経理担当が辞めてしまって、急ぎでお願いしたいのですが…
ご状況をうかがったうえで、最短での引き継ぎ開始も可能です。
資料整理や業務フローの洗い出しも含めてサポートしますので、
「何を渡せばいいかわからない」という場合もご安心ください。
Q3. 顧問税理士との役割分担はどうなりますか?
税理士が行う申告・税務判断と、
harborsが行う日々の記帳や給与計算などの業務は明確に棲み分けが可能です。
すでに顧問税理士がいる場合は、ご希望に応じて連携も可能です。
Q4. 年末調整や法定調書の作成もお願いできますか?
はい、対応可能です。
スポット業務としてのご依頼や、月額契約内での調整も柔軟に対応しています。
Q5. 今お願いしている業務の“見直し”相談だけでも大丈夫ですか?
もちろんです。
「今の委託内容にムダがあるかもしれない」
「適正価格かどうかを知りたい」
そんな段階でも、無料相談で客観的にアドバイスいたします。
7. まとめ|相場を知った今こそ「相談」から始めよう
経理の委託には、料金相場を知ることが第一歩。そして、「この金額ならお願いしたい」と感じたとき、すぐ相談できるパートナーがいると心強いものです。
「うちの会社だと、いくらくらいになるの?」
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