CFOを社外へ依頼!メリットとデメリットをご紹介!
- 倫也 福田
- 7月4日
- 読了時間: 5分

1. はじめに:社外CFOという選択肢、知っていますか?
近年、中小企業やスタートアップでも「財務戦略をどう立てるか」が、企業の成長に大きく関わるようになってきました。
しかし、専任のCFO(最高財務責任者)を正社員で雇うのは、給与や社会保険、人材採用コストを考えるとかなりの負担。そんな中、注目されているのが「必要な時だけ依頼できる社外CFOという新しい形」です。
この記事では、社外CFOとは何か、そして実際に依頼した場合のメリットとデメリットを、わかりやすくご紹介します。
2. 社外CFOとは?社内CFOとの違い
社外CFOとは、企業のCFO業務(財務戦略の立案・資金調達・経営分析など)を外部の専門家に委託する形です。多くは業務委託契約や顧問契約として提供され、必要なときに、必要な業務を依頼できるのが特長です。
社内CFOとの主な違い:
雇用形態:社外は業務委託、社内は正社員
関与度:常勤と非常勤の違い(社外は週1〜数回)
コスト感:社外は必要分だけの費用で済む
また、経理代行や税理士とは異なり、社外CFOは「財務の意思決定や経営戦略への関与」がメインとなる点が大きなポイントです。
3. 社外CFOを依頼するメリット
✅ 人件費を抑えつつ、ハイレベルな知見を得られる
月額10〜30万円程度で、数十社の経験を持つCFOクラスの人材を活用可能。
✅ 資金調達・銀行対応・事業計画のプロ
金融機関との交渉や補助金申請、資金繰りの見直しなどの実務を任せられる。
✅ 経営者の“相談相手”としての役割
売上目標や投資判断に迷ったとき、財務視点でのアドバイスがもらえる。
✅ 社内では言いにくい指摘も、外部だからこそ言える
第三者視点での課題発見や意思決定の後押しに強みあり。
4. 社外CFOを依頼するデメリット・注意点
⚠ 緊急対応に限界がある
常駐ではないため、即日対応や臨機応変な現場介入は難しいことも。
⚠ 社内文化や事業への理解に時間がかかる
初期段階では、自社の業務内容や雰囲気を共有する時間が必要。
⚠ 情報共有が不足すると、成果が出にくい
経理や営業との連携がうまくいかないと、分析や提案の質に影響。
⚠ 成果が“見えにくい”こともある
具体的な数値成果より、地道な改善や意思決定支援が多いため評価しづらい。
5. 社外CFOが向いている会社・向いていない会社
✔ 向いている企業
売上は伸びてきたが、財務面の課題に不安がある
資金調達や融資交渉を予定している
経理担当者が退職し、財務の見直しが必要な時期
上場やM&Aを見据えた「経営の見える化」が必要
✘ 向いていない企業
日常的に緊密なやりとりが必要(週次の承認フローなど)
社内にすでに財務責任者がいて明確な役割分担がある場合
6. よくある導入シーン(事例風)
📌 ケース1:資金調達フェーズのスタートアップ
→ 銀行交渉・事業計画の作成・株主対応まで外部CFOが伴走。
📌 ケース2:経理責任者が突然退職した中小企業
→ 一時的に社外CFOが入り、会計業務と経営分析を立て直し。
📌 ケース3:IPO準備中のベンチャー企業 → 内部体制整備や内部統制へのアドバイス役として社外CFOを登用。
7. 東京・品川の経理代行ステーションをおすすめする理由
① ビジネスの中心地・品川エリアでのサポート
東京・品川は多くの企業が集まり、日々新しいビジネスが動いている活気あるエリアです。そんな場所に拠点を置いているからこそ、地域の特性を理解したサポートができるのが強みです。
② CFOの専門知識と実務経験が豊富
私たちは、財務に関する知識だけでなく、実際の現場で培った実務経験を活かし、企業ごとのお悩みに合わせてアドバイスしています。「経理だけじゃなく、経営の話も相談したい」という方にぴったりです。
③ 中小企業・スタートアップにちょうどいい規模感と距離感
「小回りがきくサポートがほしい」「大手ほど構えず相談したい」そんな企業にこそ選ばれているのが当ステーション。中小企業ならではのリアルなお悩みに寄り添います。
④ コストをおさえつつ、価値のあるサービスを
「専任CFOを雇うのは難しいけど、経営面でのアドバイスが欲しい」──そんな声に応えるのが、私たちの社外CFOサービスです。必要な分だけ頼めるから、無理なく始められます。
⑤ 信頼される“顔が見える”経理パートナー
私たちはただのアウトソーサーではありません。地域密着で長年活動してきたからこそ、お客様との距離も近く、安心してご相談いただける関係づくりを大切にしています。
東京・品川 経理代行ステーションは、お客様のビジネスの成功を共に目指す、頼れるパートナーとして、日々サービスの向上に努めております。ぜひとも、皆様のビジネスの一助として、当ステーションをご利用いただけますと幸いです。
8. まとめ:外部CFOは“経営の右腕”にもなり得る存在
社外CFOは、コストを抑えながらも高度な財務戦略を企業に取り入れる、非常に有効な手段です。もちろん、課題もありますが、自社のフェーズや状況に応じて活用すれば、経営の安定化・成長に大きく貢献してくれる存在です。
「うちも頼んでみるべき?」と少しでも感じたら、一度お気軽にご相談ください。専門スタッフが丁寧にヒアリングいたします。
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