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経理を外注するなら派遣?代行?|コスト・スピード・責任の違いを整理

  • 執筆者の写真: 恵 菅原
    恵 菅原
  • 10月6日
  • 読了時間: 17分

はじめに

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「経理担当が退職してしまった」

「産休で一時的に人手が足りない」

「経理を採用したいけれど、なかなか見つからない」──。

そんなときに検討されるのが、経理の派遣経理代行といった外部の力を借りる方法です。


どちらも「自社の経理業務を外部に任せる」という点では同じように見えますが、

実際には契約形態・責任の所在・費用の仕組みが大きく異なります。


そのため、「どちらが安い」「どちらが早い」といった印象だけで選んでしまうと、

あとになって「思っていたのと違った…」というミスマッチが起きてしまうことも。


経理の派遣は、社内に派遣スタッフを受け入れて業務を行ってもらうスタイル。

一方で経理代行は、経理業務そのものを外部の専門チームに任せるスタイルです。

どちらが正しいというものではなく、自社の体制や目的に合わせて選ぶべきものです。


この記事では、

  • 経理派遣と経理代行の仕組みの違い

  • 費用・スピード・契約形態の比較

  • 状況別のおすすめパターンをわかりやすく整理し、最後に税理士が運営するHarbors経理代行ステーションならではの視点から、「どんな会社にどちらが向いているのか」を解説します。


経理担当者が不在になったとき、最適な選択をするためのヒントとしてご活用ください。



第1章 経理の派遣と経理代行の基本的な違い

経理の外部活用にはいくつかの形がありますが、その中でも代表的なのが「経理の派遣」と「経理代行」です。

どちらも“自社の経理を外部の力で回す”という目的は同じでも、仕組みや責任の範囲が大きく異なります。

まずはそれぞれの特徴を整理してみましょう。


1-1. 経理の派遣とは

経理の派遣とは、派遣会社を通じて経理スタッフを自社に受け入れ、社内で働いてもらう形のことです。


契約上は「労働者派遣契約」となり、指揮命令権は依頼企業(=あなたの会社)にあります。

つまり、日々の業務の指示やチェックは自社で行い、派遣スタッフは自社社員と同じように勤務します。


たとえば「請求書の発行をお願いします」「振込データをまとめてください」といった具体的な指示を出すのが依頼側です。


この方式のメリットは、社内のルールや実務フローに沿って柔軟に動いてもらえること。

紙ベースの書類が多い企業や、経理の扱う情報を外部に出したくない企業では、派遣が選ばれるケースが多く見られます。


1-2. 経理代行とは

一方の経理代行は、経理業務そのものを外部の専門事業者に“業務委託”として任せる形です。契約は「業務委託契約」で、指揮命令権は依頼企業ではなく、受託側(代行業者)にあります。


依頼した範囲に基づいて、記帳・請求書発行・振込データ作成・月次報告などを事業者が責任をもって処理します。

最近ではクラウド会計ソフトを活用し、オンラインで完結する仕組みが主流になっています。


「経理担当がいない」「人を雇うより外注したい」という企業が選ぶケースが増えており、専門チームが複数人で担当するため、属人化しにくい点も特徴です。



1-3. 契約・責任・費用構造の違いを一覧で比較

比較項目

経理の派遣

経理代行

契約形態

労働者派遣契約

業務委託契約

指揮命令権

依頼企業側(自社)

受託事業者側(代行会社)

担当者

派遣スタッフ(個人)

専門チーム or 担当者複数名

費用の仕組み

時給制(2,000〜3,000円程度が相場)

月額制(3〜10万円程度が相場)

情報管理

社内で完結

クラウドやオンライン共有が中心

柔軟性

社内ルールに合わせやすい

業務範囲を柔軟に設定しやすい


1-4. どちらを選ぶかは「人を借りたいのか」「仕事を任せたいのか」

シンプルに言うと、

  • 経理の派遣は「人を借りる」サービス

  • 経理代行は「仕事を任せる」サービス


この違いを理解しておくことが、後悔しない選択の第一歩です。

次章では、それぞれのメリット・デメリットをもう少し具体的に見ていきましょう。



第2章 メリット・デメリットで見る「向き・不向き」

経理の派遣と経理代行は、どちらも経理の外部活用という点では同じですが、

「何を優先したいか」によって、向き・不向きがはっきり分かれます。


ここでは、それぞれのメリットとデメリットを整理しながら、どんな企業に向いているかを見ていきましょう。


2-1. 経理の派遣のメリット・デメリット


メリット

  1. 社内ルールや業務フローに合わせられる 

    自社の経理処理ルールや承認フローに沿って柔軟に対応してもらえる。 印鑑文化や紙書類中心の企業にもなじみやすい。


  2. 社内コミュニケーションが取りやすい

    対面でのやり取りが中心になるため、経理以外の部署との連携もスムーズ。


  3. 一時的な欠員補充にも対応できる

    産休・育休など、一定期間だけ人手が欲しい場合に便利。


デメリット

  1. 教育・引き継ぎコストがかかる 

    派遣スタッフといっても、社内ルールやシステムは一から説明が必要。 即戦力といっても「完全放置」は難しい。


  2. 担当者によって品質が変わる 

    スキルの個人差があり、契約期間終了後には引き継ぎ対応も必要。


  3. 情報管理・セキュリティへの配慮が必要 

    社内アクセスを許可するため、機密保持のルールづくりが欠かせない。


向いているケース

  • 紙中心の業務が多く、社内に常駐してほしい

  • 既存の経理担当者のサポート役がほしい

  • 特定期間だけ人を増やしたい(繁忙期・育休対応など)



2-2. 経理代行のメリット・デメリット

メリット

  1. 人が辞めても業務が止まらない 

    個人ではなくチームで対応するため、担当変更があっても継続できる。 属人化を防げる点は大きな安心材料。


  2. クラウド会計でスピーディに処理できる 

    freeeやマネーフォワードなどを活用し、領収書の提出から仕訳までオンラインで完結。遠隔地の企業でも利用可能。


  3. コストを固定化しやすい 

    毎月の業務量に応じて月額料金を設定でき、採用・教育コストが不要。



デメリット

  1. 社内の細かいルールには対応しづらい 

    「この人にはこの伝票を回す」といった細かい社内ルールは再現が難しい。


  2. 最初の設計がやや手間

    どの業務をどこまで任せるかを明確にしないと、やり取りが増えてしまう。


  3. 外部アクセスに不安を感じる企業もある 

    銀行口座・会計ソフトへのアクセス権を共有するため、セキュリティの設計が大切。


向いているケース

  • 経理担当が退職・採用難で、長期的に外注したい

  • クラウド会計に移行して効率化したい

  • 経営者自身が経理を兼務していて、業務を減らしたい



2-3. どちらが向いている?判断の目安

状況

向いている選択肢

理由

経理担当が一時的に不在

経理の派遣

既存の体制に合わせやすい

経理が長期的にいない/採用が難しい

経理代行

チーム体制で安定運用

クラウド会計を導入したい

経理代行

専門知識がある

紙・印鑑文化が根強い

経理の派遣

現場常駐がスムーズ

コストをできるだけ抑えたい

経理代行

教育・採用費が不要

どちらが優れているということではなく、「自社の状況と目的に合っているか」が選択の基準です。

次章では、費用感や契約期間、スピード感など、より具体的な違いを数字で比較していきます。



第3章 コスト・契約・スピード感の違い

「経理の派遣」と「経理代行」は、どちらも外部に頼むという点では同じですが、

実際に使ってみると、コスト構造・契約期間・対応スピードがまったく異なります。

この章では、それぞれの“お金と時間のリアル”を見ていきましょう。



3-1. 費用感の目安

比較項目

経理の派遣

経理代行

契約形態

労働者派遣契約

業務委託契約

費用相場

時給2,000~3,000円前後

月額3〜10万円前後

契約単位

3か月〜半年単位が多い

1か月単位でOKな場合も多い

初期費用

ほぼなし

セットアップ費用が発生する場合あり

交通費・備品

依頼企業が負担

原則なし

支払い方法

時給 × 勤務時間

月額固定(範囲内の業務を一括で)

💡ポイント

経理派遣は「人件費ベース」、経理代行は「業務量ベース」で費用が決まります。

派遣の方が柔軟に時間調整できますが、勤務時間が長引くほどコストが膨らむ傾向があります。

一方の経理代行は、あらかじめ業務範囲を決めるため、月額コストを固定化しやすいのが特徴です。



3-2. 契約・管理の仕組みの違い

項目

経理の派遣

経理代行

契約の主体

派遣会社と依頼企業

代行事業者と依頼企業

管理責任

指揮命令は依頼企業

業務遂行責任は代行事業者

業務内容の変更

契約更新時に相談

柔軟に追加・削減できることが多い

トラブル対応

労働者派遣法の範囲内

業務委託契約書の内容に基づく

💬例)

派遣スタッフが残業した場合、その分の時給が加算されます。一方で、代行の場合は「月次処理一式◯万円」という形なので、多少の増減があっても請求額が一定という安心感があります。


3-3. スピード感の違い

比較項目

経理の派遣

経理代行

開始までの期間

登録・マッチングで1〜2週間程度

契約後すぐ(最短当日〜3日)

引き継ぎ方法

現地で直接説明

オンラインミーティングで共有

体制構築の速さ

教育・設定に時間がかかる

初期設定さえ整えばスピーディー

💡ポイント

派遣は人材が見つかり次第スタートできますが、社内教育やアクセス設定に時間がかかる傾向があります。

代行は業務範囲が明確であれば、契約後すぐにスタート可能

請求書発行・支払データ作成などは、翌営業日対応できる事業者もあります。


3-4. 見落としがちな「見えないコスト」

費用表だけでは分からない“見えないコスト”にも注意が必要です。

見えないコスト

経理の派遣

経理代行

教育・引き継ぎ

高い(毎回発生)

初回のみ

採用・契約調整

有り

ほぼ無し

セキュリティ設定

PC・ネットワーク対応が必要

クラウド連携で軽減

退職・契約終了時のリスク

高い(引き継ぎ必要)

チーム制でリスク分散

💬例)

「時給で見ると派遣の方が安く見えるけれど、教育コストと管理負担を含めると代行の方が安定する」という声は、実際の経営者からも多く聞かれます。



3-5. スピードを重視するなら代行、柔軟性を重視するなら派遣

まとめると──

  • すぐに処理を回したい・担当がいない

    → 経理代行が速い


  • 社内に常駐してほしい・紙対応が多い

    → 経理の派遣が安心



どちらも一長一短ですが、「初動の速さ」や「教育負担の少なさ」を重視する企業では、最近は代行を選ぶケースが増えています。



第4章 実例で見る「こんな時はどちら?」

ここでは、経理業務でよくある4つのシーンをもとに、「経理の派遣」と「経理代行」どちらが適しているのかを具体的に見ていきましょう。



4-1. 経理担当が突然退職してしまった

💬「明日から経理がいない…。支払いも請求書発行も止まってしまう」


こうした“緊急対応”のケースでは、経理代行が圧倒的にスピーディーです。

代行会社は、契約後すぐにクラウド会計や請求書発行を引き受けられる体制を持っているため、最短で当日・翌日から業務を再開できます。


一方で派遣の場合、人材のマッチングや社内教育に1〜2週間かかるのが一般的。

「業務を止めたくない」「とにかく早く回したい」場合は代行の方が現実的です。


🟦おすすめ:経理代行



4-2. 経理担当が産休・育休に入る予定がある

💬「一定期間だけ代わりにやってもらえればいい」


このような“一時的な欠員対応”には、経理の派遣が向いています。

社内の経理フローが既に整っていて、書類・印鑑対応なども多い場合は、常駐型で業務を引き継げる派遣スタッフがスムーズです。


ただし、産休明け後に引き継ぎ直しが必要になるため、

「復帰時にスムーズにつなげる」ことを意識して契約期間を設定しておきましょう。


🟩おすすめ:経理の派遣



4-3. 経理を採用できず、社長が自分で経理をしている

💬「経理に時間を取られて本業に集中できない…」


このケースは中小企業で非常に多く見られます。

人件費を抑えるために経営者が記帳・振込・請求書処理まで対応しているケースですが、業務が属人的になり、確認ミスや締め切り遅れのリスクが高まります。


このような場合は、経理代行+月次アドバイザー型が最も効率的。

日常業務を代行チームに任せ、経営者は内容を月1回チェックするだけの体制をつくることで、コストを抑えつつ業務の精度を保てます。


🟦おすすめ:経理代行(アドバイザー型)



4-4. 紙書類・印鑑文化が根強く、クラウド化が進んでいない

💬「社内の承認フローが紙で回っていて、外部からは見られない」


このように、まだデジタル環境が整っていない企業では、経理の派遣が適しています。


社内に常駐する形で現物書類の処理や押印業務にも対応できるため、現状の仕組みを大きく変えずに人手不足をカバーできます。


ただし、今後クラウド化を見据えるなら、派遣スタッフに協力してもらいながら、段階的に代行へ移行するハイブリッド型もおすすめです。


🟩おすすめ:経理の派遣 → 代行への移行型



4-5. ケース別まとめ表

状況

向いている選択肢

ポイント

経理担当が急に辞めた

経理代行

即日スタートできる体制

一時的な欠員(産休・繁忙期)

経理の派遣

現場常駐で柔軟に対応

採用できず社長が兼務中

経理代行(アドバイザー型)

負担軽減&正確性確保

紙文化が強い

経理の派遣

現地対応がスムーズ

将来的にクラウド化したい

派遣 → 代行移行型

段階的に効率化できる

このように、状況によって最適な選択肢は変わります。

次章では、「どちらでもない第三の選択肢」──派遣と代行の“いいとこ取り”をしたハイブリッド型について詳しく見ていきましょう。



第5章 派遣でも代行でもない「ハイブリッド型」という選択

「経理の派遣」と「経理代行」、どちらにもメリットとデメリットがあります。

そこで近年注目されているのが、派遣と代行を組み合わせたハイブリッド型の運用です。

実はこの形こそが、多くの中小企業にとって最も現実的で、リスクの少ない方法です。


5-1. ハイブリッド型とは?

ハイブリッド型とは、経理の一部を派遣スタッフが社内で担当し、

それ以外の業務を代行会社がオンラインで請け負う仕組みのこと。

たとえば次のような分担ができます。


業務内容

担当

現金管理・請求書回収・押印対応

派遣スタッフ(社内対応)

記帳・振込データ作成・月次報告

経理代行(外部対応)

決算・税務申告

税理士事務所 or 代行側で対応

このように、「現場にしかできないこと」は派遣で、「専門性とスピードが求められる部分」は代行で、得意分野を分けてチームで経理を動かすイメージです。



5-2. ハイブリッド型のメリット

① 柔軟で無駄のない体制を組める

 業務量や繁忙期に応じて、派遣と代行のバランスを調整可能。 「今月は請求書が多いから派遣を1日増やそう」「入力業務は代行に回そう」といった柔軟対応ができます。


② 属人化を防ぎながら、現場対応もできる

 派遣スタッフが社内の細かいルールに対応しつつ、代行チームが裏側で支えることで、 担当者が変わっても経理が止まらない体制が構築できます。


③ 将来的なクラウド化・外注化がスムーズ

 派遣スタッフが社内で業務フローを整理してくれるため、 クラウド会計導入や完全外注への移行がスムーズ。 「まずは部分的に任せる」ステップとしても最適です。



5-3. ハイブリッド型の注意点

① 指揮命令の線引きを明確にする

 派遣スタッフと代行事業者では契約形態が異なるため、 誰に指示を出すのか・誰が最終チェックをするのかを明確にする必要があります。


② 情報共有の仕組みを整える

 社内作業と外部処理が混在するため、 クラウドストレージやチャットツールを活用して、 リアルタイムで情報を共有できる仕組みを設けておくことが重要です。


5-4. 実際によくあるハイブリッド導入の流れ

  1. 初期段階(派遣中心) 

    経理の派遣スタッフが社内に入り、現場の経理処理を整理・見える化する。


  2. 整備段階(連携開始) 

    仕訳や支払いデータなど、定型業務を経理代行へ移行。


  3. 安定段階(代行中心)

    派遣を縮小し、代行をメインに。 経営者はレポート確認と意思決定に集中できる。


最初からすべてを外注するのではなく、「段階的に代行化」していくのが中小企業には一番現実的です。


5-5. harbors経理代行ステーションでも採用されている考え方

harborsでも実際に、「派遣→代行」または「部分代行→完全代行」へと移行するケースが多数あります。税理士が運営しているため、契約形態の整理やセキュリティ設計まで一貫してサポートできるのが強みです。


派遣か代行かで迷っている段階でもOK。両者の特徴を理解したうえで、御社に最も負担の少ない形を一緒に考えます。


次章では、ここまでの内容を踏まえ、実際に「どう判断すべきか」「選ぶ際に押さえるべきポイント」をまとめます。


第6章 判断のポイントまとめ

ここまで見てきたように、「経理の派遣」と「経理代行」はどちらも有効な選択肢ですが、どちらを選ぶべきかの正解は、企業の体制・目的・スピード感によって変わります。


ここでは判断時に押さえておくべき3つの視点を整理しておきましょう。


6-1. ポイント①:契約形態と責任の所在を理解する

まず最も重要なのは、契約上の責任の線引きです。


比較項目

経理の派遣

経理代行

契約形態

労働者派遣契約

業務委託契約

指揮命令権

依頼企業にある

受託側にある

責任の所在

業務指示した企業側

代行会社側(成果物ベース)

派遣は「人材を借りる」ため、管理責任は企業側にあります。

一方の代行は「業務を任せる」契約なので、成果物に対する責任は代行側にあります。


ここを理解しておかないと、「お願いしたのにやってくれない」「指示を出したら断られた」など、認識のズレが生まれてしまいます。


6-2. ポイント②:自社の体制とスピード感で選ぶ

次に大切なのは、自社がどの程度“中の作業”を抱えているかです。

  • 紙の請求書や社印を使うなど、社内でしか完結しない業務が多い

    経理の派遣が向く


  • クラウド会計・ネットバンキング・電子請求書などを利用している

    経理代行がスムーズ


また、経理担当が急に退職して業務が止まっている場合は、スピード重視で経理代行からスタートするのが現実的です。



6-3. ポイント③:長期的な改善を見据える

短期的に見ると派遣のほうが柔軟に動けるように見えますが、長期的な視点では「属人化」や「コスト増加」のリスクもあります。

そのため、


まずは派遣で現場を整理 → 徐々に代行化してクラウド対応へ

という段階的な切り替え(ハイブリッド型)が、最も安定的です。


この流れであれば、経理業務を止めることなく効率化と固定費削減を両立できます。


6-4. harborsからのアドバイス

税理士が運営するharbors経理代行ステーションでは、「派遣」「代行」「ハイブリッド」いずれの選択肢にも精通しています。契約形態の違い・セキュ

リティ・コスト感などを整理したうえで、御社に最も負担の少ない方法をご提案します。


「どっちが合っているか分からない」という段階でも大丈夫。

まずは無料相談で現状をお聞かせください。




第7章 税理士が運営するharbors経理代行ステーションの特長

ここまで見てきたように、

「経理の派遣」と「経理代行」は、どちらにもメリットとリスクがあります。

そして実際に選ぶ際に重要なのは、“どんな相手に任せるか”という点です。


harbors経理代行ステーションでは、単なるアウトソーシングではなく、

税理士が監修・運営する経理の専門チームが、御社の経理体制を支えます。


7-1. 税理士運営だからこその安心感

経理代行会社の中には、入力業務や請求処理だけを請け負う「事務代行型」もありますが、harborsは税理士法人が母体。

仕訳や会計処理の精度はもちろん、税務面まで見据えた一貫サポートが可能です。


「会計入力までは外注できたけれど、税理士との連携がうまくいかない」そんな悩みを解消する、ワンストップ型の代行体制です。


7-2. 明朗な料金体系

harborsでは、依頼内容に応じた明確な料金プランを提示しています。

無駄なオプションや年額契約を強要することはなく、必要な範囲を柔軟にカスタマイズできるため、コストコントロールが容易です。


7-3. クラウド会計対応でスピードアップ

freee・マネーフォワードなどのクラウド会計に完全対応。

データ連携を活用することで、請求書発行・振込データ作成・月次レポートをスピーディに処理。

在宅やリモート勤務体制の企業でも導入しやすく、全国どこからでもご利用いただけます。


7-4. 状況に応じた柔軟な提案

「派遣か代行かで迷っている」という企業には、

両者の特徴を踏まえたハイブリッド型の設計をご提案。短期的には派遣、長期的には代行へと段階的に移行するなど、御社の業務フローや人員構成に合わせて最適な形を一緒に考えます。

契約形態の線引きからセキュリティ面の対策まで、すべてご相談可能です。


7-5. 無料相談のご案内

「うちは派遣と代行どちらが合っているのか?」

「今の体制を見直したいけれど、どこから手をつければいいかわからない」


そんなときは、まず一度ご相談ください。

税理士・経理専門スタッフが、御社の現状をヒアリングした上で、最適なプランをご提案いたします。



まとめ

  • 経理の派遣は「人を借りる」、経理代行は「仕事を任せる」サービス。

  • 派遣は柔軟さがあり、代行はスピードと安定性に優れる。

  • どちらを選ぶかは、自社の業務体制・クラウド化の進捗・求めるスピード感で判断。

  • 迷ったときは、派遣と代行のいいとこ取りをした「ハイブリッド型」も有効。


経理業務は、会社の“血流”とも言える部分。

担当者の退職や人手不足のときこそ、外部パートナーの選び方が経営を左右します。Harbors経理代行ステーションでは、単なる人手の補充ではなく、

経理体制そのものを安定させる仕組みづくりをサポートしています。


🌊 経理の派遣と代行、どちらが自社に合うか迷ったら──

今すぐ無料でご相談ください。



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