クラウド会計の記帳代行で経理を自動化!経営を刷新しませんか?
- 横浜経理代行ステーション
- 9月18日
- 読了時間: 19分
更新日:10月7日

経理の中でも特に手間がかかるのが「記帳」です。領収書の整理、仕訳の入力、月次の集計など、忙しい経営者にとって、どうしても後回しになりがちな業務ではないでしょうか。
そんな中、近年注目を集めているのが「クラウド記帳代行」です。クラウド会計ソフト(freee・マネーフォワード・弥生オンラインなど)を活用し、データをオンライン上で共有することで、これまで紙やExcelで行っていた記帳作業を効率化できる仕組みです。
従来のように紙の領収書を郵送したり、Excelデータをメールでやり取りしたりする必要はありません。スマホで撮影したレシートをアップロードするだけで、自動的に仕訳が作成されるなど、経理の「自動化」や「省力化」が現実のものとなっています。
一方で、「クラウド」と聞くと難しそうに感じる方も少なくありません。実際、会計ソフトの設定やデータ連携の方法、セキュリティ面など、気をつけるポイントもあります。
この記事では、クラウド記帳代行の仕組み・メリット・注意点・導入の流れをわかりやすく解説します。初めての方でも、「自社に合うかどうか」を判断できるよう、具体的な事例や選び方のポイントも紹介します。
経理業務をもっとスムーズに、もっと正確に。そんな方に向けて、クラウド記帳代行の全体像を丁寧にお伝えしていきます。
クラウド記帳代行とは?その仕組みと従来型との違い
クラウド記帳代行の基本構造
「クラウド記帳代行」とは、クラウド会計ソフトを使って記帳作業を代行してもらうサービスのことです。従来のように紙の領収書を渡したり、Excelデータを送ったりするのではなく、インターネット上でデータを共有しながら処理を進めるのが特徴です。
クラウド会計ソフトには、freee(フリー)やマネーフォワード、弥生会計オンラインなどがあります。これらのソフトを使うと、銀行口座やクレジットカードの明細を自動で取り込み、AIが自動で仕訳を作成してくれるため、人の手で入力する手間が大幅に減ります。
領収書もスマホで撮影してアップロードすれば、画像データから内容を読み取って仕訳に反映されます。つまり、これまで人が手作業で行っていた部分をテクノロジーが自動化してくれるのが、クラウド記帳代行の大きな特徴です。
従来の「紙ベース」記帳代行との違い
以前の記帳代行は、紙の領収書や通帳コピーを郵送して、代行業者が手作業で仕訳を行うスタイルが主流でした。一方、クラウド記帳代行はデータのやり取りがすべてオンラインで完結します。
これにより、
書類を送る時間が不要
紛失や破損のリスクが減る
修正や確認もリアルタイムで可能といったスピードと安全性の向上が実現します。
また、クラウド会計ソフトを使うことで、経営者自身もスマホやパソコンからいつでも最新の経営状況を確認できるようになります。従来のように「月末まで集計が終わらないと数字が見えない」という状態から、リアルタイムでお金の動きを把握できる時代へと変わっています。
クラウド記帳代行が注目される理由
クラウド記帳代行が広がっている背景には、社会や働き方の変化があります。リモートワークの普及、ペーパーレス化、DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進などにより、経理業務もオンライン化が求められる時代になりました。
中小企業や個人事業主にとっては、経理担当を雇うよりもコストを抑えながら、正確でスピーディーな記帳を実現できるのが魅力です。また、データがクラウド上に保存されるため、在宅勤務や複数拠点での経理にも対応しやすい点も大きなメリットです。
このように、クラウド記帳代行は「時間・コスト・リスク」を同時に減らせる、新しい経理の形として多くの企業に選ばれ始めています。
クラウド記帳代行のメリットとデメリット
クラウド記帳代行の主なメリット
クラウド記帳代行の最大の魅力は、「経理の手間を減らしながら正確さを保てること」です。紙やExcelを使っていた時代と比べて、作業スピードや情報の正確性が大きく向上します。
主なメリットは次のとおりです。
入力作業の自動化で時間を大幅に削減できる
銀行口座やクレジットカードを連携すれば、入出金データが自動で取り込まれ、AIが自動で仕訳を行います。 「入力ミス」「計算漏れ」などの人為的なミスも減り、経理にかける時間を本業へ振り向けることができます。
リアルタイムで経営状況を把握できる
クラウド上でデータが常に更新されるため、パソコンやスマホからいつでも最新の数字を確認できます。 「今、会社にいくら現金があるのか」「売上や経費のバランスはどうか」をすぐに把握でき、経営判断のスピードも上がります。
チームや専門家との連携がスムーズ
会計事務所や税理士ともオンラインでデータ共有ができるため、確認や修正もスピーディー。 紙の資料をやり取りする必要がなく、「経理が止まる時間」を減らせます。
保管・管理コストが減る
紙の領収書や請求書をファイルにまとめて保管する必要がありません。 クラウド上に安全に保存されるため、「探す手間」「紛失のリスク」もなくなります。
注意すべきデメリット・リスク
一方で、クラウド記帳代行にも注意しておきたい点があります。便利な仕組みだからこそ、導入時の準備や運用ルールを整えることが重要です。
セキュリティ管理が必要
データはクラウド上に保管されるため、アクセス権の設定やパスワード管理をしっかり行う必要があります。 信頼できる代行業者を選び、情報保護の体制が整っているか確認しましょう。
会計ソフトの操作に慣れるまで時間がかかる
クラウド会計ソフトは便利ですが、最初の設定や操作に慣れるまでは戸惑う方もいます。「どのデータをどこに連携するか」など、最初にサポートを受けるとスムーズです。
ソフトによって機能や料金が異なる
会計ソフトごとに自動仕訳の精度や対応範囲が違うため、目的に合ったものを選ぶ必要があります。 費用の安さだけで判断せず、自社の業種や取引内容に合うかどうかを重視しましょう。
デメリットをカバーする方法
クラウド記帳代行のリスクは、正しい導入と運用で十分にカバーできます。
初期設定やデータ連携を専門業者にサポートしてもらう
会計ソフトの選定を税理士や経理代行会社と一緒に行う
操作マニュアルや定期ミーティングで社内ルールを共有する
このような工夫をすることで、クラウド記帳代行の利便性を最大限に活かしながら、安心して利用することができます。
「手間を減らしつつ、正確な経理を維持したい」そんな経営者にとって、クラウド記帳代行は強力な味方となるでしょう。
クラウド記帳代行を導入すべき企業・個人の特徴
クラウド記帳代行が向いているケース
クラウド記帳代行は、すべての企業に必要というわけではありません。ただし、次のような悩みを抱えている方には特におすすめです。
経理担当がいない、または人手が足りない会社
中小企業や個人事業主の多くは、経理を社長自身や事務員が兼任しています。 しかし、日常業務が忙しい中で記帳作業まで行うのは負担が大きく、ミスも起こりやすくなります。 クラウド記帳代行を利用すれば、限られた人員でも正確でスピーディーな経理体制を維持できます。
領収書や請求書の整理に追われている方
レシートや請求書がたまってしまい、「どこまで入力したか分からない」といった状況になっていませんか? クラウド記帳代行では、スマホで撮影してアップロードするだけで仕訳まで自動処理できるため、書類の整理にかかる時間を大幅に減らせます。
会計ソフトを導入したけれど、うまく使いこなせていない方
freeeやマネーフォワードなどを導入したものの、「設定が分からない」「思ったより手間がかかる」という声も少なくありません。 クラウド記帳代行では、専門家がソフトの設定や運用まで代行してくれるため、導入効果を最大限に発揮できます。
経営状況をリアルタイムで把握したい方
クラウド会計を使えば、最新の数字が常に見える化されます。 資金繰りや経営判断のスピードを上げたい経営者には、「数字に強い経営」を実現できるツールとしても効果的です。
導入のタイミングの目安
では、いつクラウド記帳代行を導入すればよいのでしょうか。おすすめのタイミングは次のようなときです。
決算期や繁忙期を迎える前
経理作業が増える時期に備えて早めに導入しておくと、スムーズに移行できます。
経理担当者が退職・産休に入るとき
人の入れ替わりによる業務の属人化を防ぎ、経理業務を止めない仕組みをつくれます。
新事業・支店を立ち上げるとき
複数拠点のデータを一元管理できるため、拡大期にも便利です。
これまでの経理体制を見直したいとき
「経理コストを減らしたい」「作業を自動化したい」と感じたタイミングが、まさに見直しのチャンスです。
クラウド記帳代行は、単に「外注する」というよりも、会社の経理を効率化し、経営に集中するための仕組みです。「経理に時間を取られすぎている」「数字の管理が追いつかない」と感じているなら、導入を検討する価値は十分にあります。
クラウド記帳代行サービスの費用相場と比較ポイント
料金体系の一般的なモデル
クラウド記帳代行の料金は、月額制が一般的です。企業の規模や取引量、依頼内容によって異なりますが、おおよその相場は次のとおりです。
個人事業主の場合:月額10,000円〜30,000円ほど
小規模法人の場合:月額20,000円〜50,000円ほど
取引件数が多い中小企業の場合:月額50,000円〜10万円前後
料金は「取引件数(仕訳数)」や「売上規模」に応じて段階的に設定されているケースが多く、「仕訳数100件までいくら」「月商500万円以下はいくら」というように明確に区切られていることが一般的です。
また、クラウド記帳代行には次のような追加費用が発生することもあります。
初期設定費用(会計ソフトの導入・口座連携設定など)
過去データの移行費用
領収書のスキャン・アップロード代行
月次レポートや経営分析レポートの作成
これらの費用は、依頼範囲やサポートの手厚さによって変わるため、事前にしっかり確認することが大切です。
費用だけで比較しないためのポイント
「できるだけ安いところに頼みたい」と思うのは自然なことです。しかし、クラウド記帳代行を選ぶ際には、料金の安さだけで判断するのは危険です。
なぜなら、代行業者によってサービスの内容や対応範囲に大きな差があるからです。費用を比較する際には、次のポイントも一緒にチェックしましょう。
どのクラウド会計ソフトに対応しているか
freee、マネーフォワード、弥生オンラインなど、対応ソフトが限られている場合もあります。 自社の利用環境と合わないと、かえって手間が増える可能性があります。
サポート体制が整っているか
チャットやオンラインで質問できる環境があるか、返答スピードはどうかなどを確認しましょう。 特に導入初期は、設定やデータ連携で疑問が出やすいため、「すぐに相談できる体制」が重要です。
税理士との連携がスムーズか
クラウド記帳代行のデータをもとに申告を行う場合、税理士との連携が欠かせません。 会計事務所が運営する代行サービスであれば、記帳から決算・申告まで一貫して任せられるメリットがあります。
セキュリティ対策と情報管理
クラウド上でデータを扱うため、情報保護の仕組みがしっかりしているかも大切です。 アクセス制限や暗号化通信など、安全性の確保に取り組んでいるかを確認しましょう。
コストを抑えるコツ
クラウド記帳代行の費用をできるだけ抑えたい場合は、「自社でできる部分」と「専門家に任せる部分」を分けて考えるのがおすすめです。
領収書のスキャンやアップロードなどは自分で行い、仕訳とチェックのみを代行依頼する
経営分析レポートや月次報告など、必要なときだけオプションで依頼する
このように工夫することで、無駄のないコスト設計が可能になります。
クラウド記帳代行は、単なる経費ではなく、「経理の精度とスピードを上げるための投資」として捉えることが大切です。
クラウド記帳代行サービスの選び方ガイド
信頼できる業者の見極め方
クラウド記帳代行を利用するうえで、最も大切なのは「信頼できる業者を選ぶこと」です。料金が安くても、対応が遅かったり、ミスが多かったりしては本末転倒です。次のポイントを押さえておくと、安心して任せられる代行先を見つけやすくなります。
会計ソフトの公式認定アドバイザーかどうか
クラウド会計ソフトには、「認定アドバイザー制度」があります。 freeeやマネーフォワードなどの認定を受けている事務所は、ソフトの操作や設定に精通しているため安心です。
経理代行だけでなく、決算や税務まで対応できるか
記帳代行だけに対応している業者もありますが、決算や申告の時期に別の専門家を探すのは手間がかかります。 税理士や会計士と連携している業者、もしくはワンストップで対応できる会計事務所系サービスなら、長期的にスムーズです。
対応スピードと柔軟さ
問い合わせへの返答が早いか、データ提出方法が柔軟かどうかも重要です。 特にクラウド型は「すぐに確認できる」点がメリットなので、レスポンスの速さ=信頼性といっても過言ではありません。
実績や口コミが確認できるか
過去の取引実績や導入事例を公開しているかどうかもチェックしましょう。 「どんな業種に対応しているか」「どんな成果を出しているか」を見ることで、自社と相性が良いかどうかを判断できます。
クラウド対応サービスの特徴と強み
最近は、クラウド会計に特化した経理代行サービスが増えています。その中でも信頼性の高い業者は、次のような特徴を持っています。
クラウド会計ソフトの初期設定からサポートしてくれる
口座やクレジットカードの連携、科目設定など、面倒な初期作業を任せられる。
オンライン完結で全国対応が可能
データのやり取りや打ち合わせもチャットやビデオ通話で完結するため、距離の制約がない。
経理・会計だけでなく、バックオフィス全体をサポート
請求書発行、経費精算、振込代行など、周辺業務まで任せられる場合もある。
透明性の高い料金体系
月額固定制・取引件数ごとの明確な料金設定など、後から追加費用が発生しにくい。
このような特徴を持つサービスを選ぶことで、クラウド記帳代行のメリットを最大限に活かすことができます。
自社に合った選び方のポイント
クラウド記帳代行を選ぶ際には、「どんな目的で導入するのか」を明確にしておくことが大切です。
経理担当者の負担を減らしたいのか
数字をリアルタイムで見える化したいのか
コストを抑えたいのか
目的によって最適なサービスは変わります。たとえば、スピード重視ならクラウド特化のオンライン代行、サポート重視なら会計事務所が運営する代行サービスが向いています。
どんな業者に依頼する場合でも、事前に「どこまでやってもらえるのか」「どの範囲は自社対応になるのか」を明確にしておくと安心です。
クラウド記帳代行は、業者選びで満足度が大きく変わります。「どのサービスなら自社の業務に一番フィットするか」を意識しながら、信頼できるパートナーを選びましょう。
導入までの流れと注意点
導入までのステップ
クラウド記帳代行を利用する際は、ただ申し込むだけではなく、いくつかのステップを踏んで導入します。流れを理解しておくことで、スムーズに運用をスタートできます。
無料相談・ヒアリング
まずは現在の経理状況や悩みをヒアリングしてもらい、どの範囲を代行してもらうかを決めます。 「どの会計ソフトを使っているか」「どんな書類を扱っているか」などを共有することで、最適なプランを提案してもらえます。
会計ソフトの選定・初期設定
利用目的や業種に合わせて、freee・マネーフォワード・弥生会計オンラインなどのクラウドソフトを選定します。 銀行口座やクレジットカードとの連携設定を行い、「自動でデータが集まる仕組み」を整えます。
過去データの移行・整理
すでに会計ソフトを使っている場合は、過去の仕訳データや残高を移行します。 紙の領収書やExcelの台帳をまとめる作業もこの段階で行われることが多いです。 最初に正確なデータを整えることが、今後の経理精度を左右します。
運用開始・月次処理
設定が完了したら、毎月の記帳業務を代行業者が担当します。 経営者や担当者は、クラウド上で最新データを確認できるようになります。 取引内容に不明点があれば、チャットやオンラインでスピーディーに確認できるのも利点です。
レポート共有・経営分析
月次レポートや試算表などをもとに、経営状況を確認します。 これにより、数字に基づいた経営判断ができるようになり、資金繰りや経費の見直しも容易になります。
導入時に気をつけたいこと
クラウド記帳代行をスムーズに導入するためには、いくつかの注意点も押さえておく必要があります。
目的を明確にすること
「経理を外注したい」のではなく、「何を改善したいのか」を明確にすることが大切です。 たとえば「経理の時間を半分に減らしたい」「数字をすぐに見えるようにしたい」など、 目的を具体化することで、代行業者とのすり合わせがスムーズになります。
会計ソフトの選び方を間違えないこと
どのソフトも万能ではありません。 仕訳の自動化が得意なもの、経費管理に強いもの、請求書発行に便利なものなど、それぞれに特徴があります。 業種や取引内容に合ったソフトを選ぶことが、後々のトラブルを防ぐポイントです。
データ共有のルールを決めておくこと
領収書の提出方法やデータのアップロードのタイミングなど、事前にルールを決めておきましょう。 運用ルールが明確でないと、せっかくの自動化がうまく機能しないこともあります。
セキュリティ意識を持つこと
クラウド上でデータを扱うため、パスワード管理やアクセス制限を徹底することが大切です。 信頼できる業者であれば、情報保護の仕組みも整っていますが、利用する側も安全管理を意識することが重要です。
クラウド記帳代行は、正しく導入すれば大きな効果を発揮します。導入までの流れと注意点を理解しておくことで、ミスのないスムーズな経理体制を整えることができます。
よくある質問(FAQ)
クラウド会計ソフトを自分で使うのと、代行を頼むのはどう違うの?
クラウド会計ソフトを導入すれば、自動で仕訳をしてくれる便利さがあります。しかし実際には、すべてが自動で正しく処理されるわけではありません。
たとえば、
自動仕訳の内容が誤っている
勘定科目の設定が適切でない
取引内容の分類に判断が必要といったケースでは、人の確認と修正が欠かせません。
クラウド記帳代行を利用すれば、会計の知識を持つ専門スタッフがデータをチェック・修正してくれます。そのため、ミスが少なく正確な帳簿を作成でき、税理士への引き渡しもスムーズになります。「ソフトは導入したけど結局自分で直してばかり」という方には特におすすめです。
途中からクラウド記帳代行に切り替えることはできますか?
はい、可能です。すでにクラウド会計ソフトを使っている場合でも、過去のデータを引き継いで運用を開始できます。
多くの代行業者では、
これまでの仕訳データや残高を移行
銀行口座・カードの連携設定を再構築
必要に応じて会計科目を整理といったサポートを行っています。
紙の帳簿やExcel管理からの切り替えも問題ありません。初期設定や移行作業を専門スタッフに任せることで、スムーズにクラウド化をスタートできます。
税理士を変えなくても依頼できますか?
はい、可能です。クラウド記帳代行は、「記帳部分だけ」を外部に任せることができるサービスです。
すでに顧問税理士がいる場合でも、
記帳業務はクラウド代行業者
決算・申告は従来の税理士という形で分担することができます。
クラウド記帳代行のデータはオンラインで共有できるため、税理士との連携もスムーズに行えます。実際に、「税理士は変えずに経理作業だけを効率化したい」という目的で導入するケースも増えています。
セキュリティは大丈夫?データが漏れたりしませんか?
クラウド記帳代行で扱うデータは、暗号化通信で保護されたクラウド上に保存されます。信頼できる業者であれば、アクセス制限や二段階認証などのセキュリティ対策を徹底しています。
ただし、利用者側でも
パスワードの定期的な変更
不特定の人とデータを共有しない
公共Wi-Fiでの利用を避けるなど、基本的なセキュリティ意識を持つことが重要です。
安全性を確保するためには、業者選びの段階で「どんなセキュリティ対策をしているか」を確認しておくと安心です。
個人事業主でもクラウド記帳代行を利用できますか?
もちろん利用できます。むしろ、個人事業主の方こそクラウド記帳代行のメリットが大きいといえます。
自分で経理をしていると、本業が忙しい時期には入力が滞りやすく、確定申告前に慌てて処理することもあります。クラウド記帳代行を利用すれば、領収書の整理や仕訳を任せられるため、時間のロスを減らし、本業に集中できます。
また、クラウド上で常に最新データを確認できるため、経営判断や資金繰りの見直しにも役立ちます。
クラウド記帳代行は、使い方さえ理解すれば個人・法人を問わず大きな助けになります。導入前に疑問を解消しておくことで、安心してクラウド経理の仕組みを取り入れることができます。
まとめ|クラウド記帳代行で経理を“資産化”する時代へ
これまでの経理業務は、「やらなければならない作業」として扱われることが多くありました。しかし、クラウド記帳代行の登場によって、経理は単なる事務作業から経営を支える“資産”へと変わりつつあります。
クラウド記帳代行を導入することで、
手作業にかかっていた時間を大幅に削減
データをリアルタイムで共有・確認
ミスを減らし、正確な数字をもとに経営判断が可能といった多くのメリットを得ることができます。
また、これまで経理担当者の経験や勘に頼っていた部分も、仕組みとしてデータ化・共有化できるようになり、会社の知識やノウハウとして蓄積されていきます。これはまさに、経理を「属人的な作業」から「会社の資産」に変える一歩です。
一方で、クラウド記帳代行を効果的に活用するには、
自社の課題を明確にすること
信頼できる代行業者を選ぶこと
正しい導入・運用体制を整えることが欠かせません。
クラウド記帳代行は、すぐに成果が出る“魔法のツール”ではありません。しかし、正しく活用すれば、経理の効率化・コスト削減・経営の見える化という3つの効果を長期的にもたらします。
経理を「コスト」ではなく「経営の土台」として捉え、クラウドを活かした新しい経理体制を築くことで、あなたのビジネスはより強く、安定した成長を目指せるでしょう。
クラウド記帳代行の無料相談のご案内
クラウド会計や経理の効率化に関心があっても、「自社に合うかどうか分からない」「どんな準備が必要なのか知りたい」と感じている方は多いのではないでしょうか。
そんな方のために、Harbors経理代行では初回の無料相談を実施しています。
相談では、
現在の経理体制や課題のヒアリング
クラウド会計ソフトの選び方
記帳代行にかかる費用の目安
導入後の運用イメージなどを、専門スタッフが分かりやすくご説明します。
また、クラウド化によってどのくらい時間とコストが削減できるかも、具体的な事例をもとにお伝えします。
「まだ導入を決めていない」「話だけ聞いてみたい」という方も大歓迎です。無理な営業は一切ありませんので、安心してご相談ください。
クラウド記帳代行をうまく活用すれば、経理の手間を減らしながら、数字に強い経営を実現することができます。
まずは、自社に最適な方法を知る第一歩として、「無料相談」から始めてみませんか?
コメント