経理担当が採用できない!難しい理由や解決策は?



経理を担当する従業員を募集しても、なかなか採用できないことが多いものです。他の業務に比べて、経理担当が採用しにくいのは何故なのでしょうか。

ここでは、経理担当者の採用が難しいといわれる理由についてわかりやすく解説しています。経理業務の滞りを解消する方法やおすすめの対策などについても紹介していますので、経理の採用についてお悩みの際に参考にしてください。


経理担当が採用できない理由

経理担当者の採用が難しいといわれる主な理由は以下の通りです。


自社に合ったスキルを持っている人材が見つからない

ひとくちに経理担当といっても、会社によって求められるスキルには幅があります。記帳さえしてもらえればよい、というケースは意外と少なく「給与計算もしてほしい」「資金繰りなど通帳管理も任せたい」「決算の経験がある人がいい」など、さまざまな希望があるでしょう。

給与計算にしても、従業員が少なく固定給の場合と、歩合制や短期のアルバイトを多く雇っている場合などでは、必要とされる手間やスキルも異なります。自社の経理状況にちょうどよいキャリアを持った人材となると、なかなか応募者が集まらないというケースは多いものです。


信頼できるようになるまで時間がかかる

会社のお金を扱う経理担当者は、採用する側も緊張しながら業務を任せることとなります。お金の取り扱いだけでなく、昨今ではネットバンクのログインパスワードやショップサイトのアカウント情報など、オンライン上の情報管理やネットリテラシーの知識も必要とされます。

振込や請求書発行などの通常業務のスキルに加え、信頼できる人材かどうかも選考時に見極める必要があるため、経理担当の採用を更に難しくしているのです。


フルタイムの社員が雇えない

中小規模の会社の場合、経理担当者はフルタイムでなく、時短や週2~3回程度の勤務で足りる程度の業務である場合も少なくありません。

しかし、フルタイムでなくても経理のスキルは必要となるため、求人を募集しても希望する人材からのエントリーがないケースもあります。


ほぼ未経験の状態から入って徐々に仕事を覚えてもらい、やっと一通りの業務ができるようになった頃に退職される、といったリスクもゼロではありません。経理担当者の退職が決まっても、なかなか引き継ぎができずに困る場合もあるでしょう。


経理担当者が採用できない時の対処法

経理担当者の採用が進まない場合には、以下のような対処法をとることをおすすめします。


引き継ぎ期間を長めに確保する

新しく経理担当者を採用する場合、引き継ぎにかける時間はできるだけ長めに確保するようにしたいものです。

経理には年に数回、または1回だけ起こる業務などが多く、日々の業務の引き継ぎだけを想定していると、経理担当者が退職した後に問題が発生しやすくなってしまいます。

結婚や出産、家族の介護など、状況によっては難しい場合もありますが、少なくとも3か月以上は引き継ぎ期間を設定しておいた方がよいでしょう。


経理担当者しか知らない業務がないか確認する

経理担当者は、会計ソフトへの記帳や入出金管理などのほか、給与計算や備品購入、旅費精算など、総務や人事、営業などさまざまな部門との関わりを持っています。

そのため、経理担当者の引き継ぎがうまくいっていないと、経理以外の業務にも重大な支障が出てしまいやすいのです。

会社全体の業務に支障を出さないためには、日々の業務について退職や引き継ぎが発生する前にしっかりとリストアップし、必要ならマニュアルなどを作成するようにしましょう。

特に、退職する経理しか知らない情報や業務などがないかは念入りにチェックしておきます。


経理業務をリストアップするコツ

経理業務のリストアップにあたっては「日々の業務」「毎月の業務」「毎年の業務」「イレギュラーに発生する業務」など、頻度によってリストを分けるとよいでしょう。

マニュアルでは、画面のキャプチャー画像にテキストを挿入するなどして、視覚的にイメージしやすいマニュアル作成をすることが大切です。

文章は簡潔かつ手短になるようまとめ、社内だけで通じる書き方や表現が多用されていないかもチェックしましょう。

リストアップとマニュアル化がうまくできれば、日々発生するもので比較的簡易な業務について他部署への振り分けや、引き継ぎ業務の負担を軽減するといった対策をとることもできます。


リモートワークの環境を整える

経理担当者が介護や育児などで在宅の必要がある場合、出勤しなくても業務ができるリモートワークの体制を整えるのも1つの方法です。

会計ソフトのクラウド化や書類のPDF化、ネットバンクによる振込などができれば、ほとんどの業務は在宅でも対応できるようになります。

リモートの環境が整えば、経理担当者が退職しなくてもよい可能性がないかも検討するとよいでしょう。


不安な場合は経理代行サービスの利用がおすすめ

「経理担当の採用が進まない」「リモート環境がうまく整わない」「経理担当者から引き継ぐ内容以外の業務も任せたい」など、経理担当者の引き継ぎには不安や課題が見つかりがちです。会社の会計業務に支障を出さずにブラッシュアップさせたい場合や、自力での引き継ぎに不安が残る場合には、経理代行サービスの利用を検討してみるのもよいでしょう。

品川・横浜経理代行ステーションでは、経理代行はもちろん、経営分析や資金調達、リモート環境の整備まで、あらゆる方向から会社に合ったサポートを提供しています。

退職や引き継ぎの悩み、経理や財務を任せられる人材が採用できない問題を解消したいなら、信頼と実績で選ばれている品川・横浜経理代行ステーションへお気軽にお問い合わせください。


まとめ

経理担当者が採用できない理由としては、会社ごとに希望のスキルや業務が異なる、信頼するまでに時間がかかる、人件費を多く取れないといった点が挙げられます。引き継ぎ期間を長めに取ったり、リモート環境を整えたりといった対策もとりつつ、税理士などの専門家が提供している経理代行サービスを利用するのも1つの方法です。通常の経理業務はもちろん、資金繰りやオンラインを利用した経理業務の刷新といったサポートも期待できるでしょう。